義歯(入れ歯)

義歯(入れ歯)について
歯を失ってしまったらお早めにご相談ください
入れ歯は、外科手術なしに失われた歯の機能を補う治療法です。
口腔内の状態は常に変化するため、痛みや噛みにくさといったトラブルに発展することがあります。
当院では、患者様一人ひとりに最適な入れ歯を製作するだけでなく、定期的な調整やメインテナンスもご提供いたします。長く快適に食事を楽しめる口内環境を構築するお手伝いは、当院にお任せください。
フィットした入れ歯治療の特徴
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Point01
外科処置は要りません

外科手術が不要なため、患者様にかかる負担が最小限です。疾患をお持ちの方や高齢者の方も、安心してご相談ください。
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Point02
インプラントに比べ低コスト

保険適用の入れ歯もご利用いただけます。インプラントなどの自費診療と比較して、治療費がリーズナブルです。
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Point03
着脱式でメインテナンスしやすい

ご自身で着脱ができるため、お手入れが簡単です。また、口腔内も清潔な状態に保ちやすくなります。
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Point04
修理対応も可能

壊れる、合わなくなるといったトラブルが発生した際は、調整により対応できます。修理可能なため、長持ちすることもメリットです。
保険の入れ歯
素材
レジン(プラスチック)が主体で使用されます。
審美性
特に歯ぐきの造形は再現しにくく、天然歯のような自然な仕上がりを目指すのは困難です。部分入れ歯の場合、残っている歯に金属の留め具をかけるため、口を開いたときに金属が見えてしまうこともあります。
製作期間
比較的短期間(2〜3週間程度)
使用感
使用感や審美性に限界があり、とくに厚みがあり違和感を感じることも。装着感や快適さが劣る場合があります。
費用
保険適用の入れ歯は、健康保険が適用されるため安価に収まりやすいです
自費の入れ歯
素材
レジン以外にも金属、セラミック、シリコンなど、様々な素材が使用可能です。
審美性
より自然な見た目に仕上げられることがメリットです。保険の入れ歯とは異なり、クラスプと呼ばれる金属の留め具を使わずに入れ歯の治療ができます。そのため、口を開いても金属が目立たず、おしゃべりや食事を楽しみやすいでしょう。
製作期間
診断や調整を重ねるため、やや長め(3週間〜数ヶ月)
使用感
薄くて軽く、フィット感・装着感に優れるという点が特徴です。素材によっては薄く設計出来たり、軽い装着感を感じやすいです。
費用
自費診療の入れ歯では、保険適用外のため全額自己負担になります(素材により幅あり)
当院で取り扱っている部分入れ歯
部分入れ歯は、失った歯に装着し、残っている周辺の歯にクラスプと呼ばれる留め具をかけて固定するものです。
部分入れ歯には、保険適用のものと自費診療のものがあります。見栄えが良いクラスプのないタイプの入れ歯もご用意していますので、お気軽にご相談ください。
金属床

粘膜に装着するパーツが金属で作られている入れ歯です。素材が薄いため、口内を自由に動かしやすく、発音や会話への影響を最小限に抑えられます。また、熱伝導性が高いため、食べ物の温度が伝わり、食事を楽しみやすいことも特徴です。
- 治療回数
- 約5回
- 治療期間
- 約2ヶ月
メリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できます
- しっかり噛める頑丈な構造です
- 金属から熱が伝わり、味覚を感じやすくなます
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 金属アレルギーの方は使用できない可能性があります
- 重みがあり、違和感を覚える場合があります
テレスコープ義歯

テレスコープ義歯は、ドイツで開発された特殊な部分入れ歯です。金属のバネを使わないことが特徴で、残った歯に内冠と外冠という二重構造の冠を被せて、入れ歯をピタッと固定します。見た目が自然で、お口に吸い付くようなフィット感もあり、長時間の装着でも快適さを保てます。
コーヌステレスコープ義歯
コーヌステレスコープ義歯は、内冠と外冠の二重構造が特徴のドイツ式入れ歯です。この二重冠がぴったりと重なり合うことで強力に固定され、しっかりと噛めるようになります。イメージとしては、本体と蓋の間に強い摩擦力が生じる茶筒に似ています。茶筒の蓋が振っても外れないように、しっかりと固定されることが特徴です。非常に高い精度で作製されるため、安定した使い心地を実現します。
- 治療回数
- 約8回
- 治療期間
- 約3ヶ月
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Point01
快適な噛み心地
極めて強いフィット感を実現できるため、快適な噛み心地が期待できます。周辺にある健康な歯にかかる負担も少なく、口腔内の健康に優しい入れ歯です。
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Point02
唇に違和感がない
噛みしめる時に周囲の歯にかかる圧力が垂直方向です。横から力が加わる心配がないため、周囲の歯がぐらついたとしても、すぐに抜ける心配がありません。
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Point03
清掃性に優れている
入れ歯の土台となる歯はシンプルな構造です。筒状のため歯磨きがしやすく、清潔に保ちやすいため、むし歯や歯周病を再発するリスクを抑えられます。
メリット
- バネを使用しないため、装着時の見た目が自然になります
- 義歯全体のサイズがコンパクトで、違和感が少なくなります
- 入れ歯を修理できるため、長期間使い続けられます
- 歯のぐらつきを固定できるため、歯の寿命を延ばしやすい特徴があります
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 現状は対応できる歯科クリニックが少ありません
- 土台として使う歯の一部を削る必要があります
- 対応できるのは部分入れ歯のみとなります
リーゲルテレスコープ義歯
リーゲルテレスコープ義歯は、「ドイツ式テレスコープ」とも呼ばれるドイツ発祥の部分入れ歯です。ドイツ語で「かんぬき(鍵)」を意味する「リーゲル」の名の通り、入れ歯を鍵のように固定します。
基本的な構造はコーヌステレスコープ義歯と同じで、まず残っている歯の一部を台形に削ります。その歯の表面に内冠となる金属製の特殊なキャップを装着し、入れ歯の内側のへこみ(外冠)と合わせて、強固に固定します。
- 治療回数
- 約8回
- 治療期間
- 約3ヶ月
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Point01
固定力に優れている
リーゲルテレスコープ義歯は、装着時に歯の表側にある内冠と入れ歯裏側の外冠をかんぬきで固定します。入れ歯と歯をしっかりと連結するため、安定感のある装着感が生まれます。
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Point02
歯を健康に保つ
内冠がつながっているため、噛む時の圧力が分散されます。歯1本あたりにかかる負担を軽減できるため、健康な歯を維持しやすくなるのです。
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Point03
手術することなく使える
インプラントとは異なり、外科手術が不要です。一部の歯を台形型に削るだけで処置が完了するため、患者様の精神的・身体的負担を軽減できます。
メリット
- 細かな調整も簡単で治療時間が短く済みます
- 健康な歯への負担が少ない治療法です
- 強力に固定するため外れにくい装置です
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 土台として使う歯を台形に削る必要があります
- 鍵の開閉を面倒に感じる可能性があります
レジリエンツテレスコープ義歯
レジリエンツテレスコープ義歯は、上下いずれかの顎で残っている歯が3〜4本以下の方に適用できる治療法です。残っている歯根を抜かずに活かせることが特徴で、見た目(審美面)と機能面を両立させた入れ歯です。ドイツのチュービンゲン大学で開発されて以来、130年以上の歴史を持ち、ヨーロッパで広く普及しています。
- 治療回数
- 約8回
- 治療期間
- 約3ヶ月
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Point01
外科治療の必要はありません
口内の粘膜で入れ歯を支える構造のため、外科手術が不要です。歯根膜を保存でき、噛む際の刺激は脳に伝達されます。治療前と同じ感覚で食事ができるため、生活の質(QOL)を高められるでしょう。
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Point02
審美的に優れた入れ歯
お口もとをボリュームアップできる治療法のため、ほうれい線が目立ちにくくなる効果が期待できます。失った歯の骨は吸収されるため、お口もとが老けて見える場合がありますが、レジリエンツテレスコープ義歯はこの欠点を補えます。
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Point03
夜寝るときも取り外し必要なし
入れ歯の取り外しと清掃が必要なタイミングは食後のみです。就寝時に入れ歯を外す必要がなく、天然歯と同じような感覚で過ごせることもレジリエンツテレスコープ義歯の魅力です。
メリット
- 金具を使わないため、入れ歯と気付かれにくい仕様です
- 残っている歯が少なくても治療を適用できます
- 就寝時に取り外す必要がなく自然に過ごせます
- 顎の骨が少なくても治療できます
- 残っている歯にかかる負担が少なくなります
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 特殊な技術を要するため、対応できる医師が少ない入れ歯です
ノンクラスプデンチャー

ピンク色の特殊な樹脂を使って入れ歯を固定する治療法です。軽くて弾力がある特殊な構造であり、着け心地の違和感が少ないほか、すっきりとした自然な見た目に仕上がります。
- 治療回数
- 約5回
- 治療期間
- 約2ヶ月
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Point01
金属アレルギーの心配がない
一般的な部分入れ歯とは異なり、金属のバネを使用しない治療法です。金属アレルギーの方にも適用できるほか、アレルギーを発症するリスクもありません。
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Point02
装着時に違和感が少ない
床の部分を薄く作成することがノンクラスプデンチャーの特徴です。装着した時の違和感が少なく、食事の際もストレスを感じにくいでしょう。
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Point03
自然な見た目
歯ぐきの色に近い特殊な樹脂を使って入れ歯を作成します。バネを使わないため、装着時の見た目が自然であり、口を開けても入れ歯とバレにくいです。
メリット
- 金属不使用のため金属アレルギーのリスクがありません
- 金属不使用のため自然な見た目に仕上げられます
- 薄く作成するため使用時の違和感を抑えられます
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 衝撃に弱く、破損する恐れがあります
- 破損時は預かり対応になり、入れ歯を利用できません
当院で取り扱っている総入れ歯
総入れ歯とは、歯の全てを失った場合に用いる入れ歯です。歯ぐきや粘膜に密着させることにより、安定性を確保します。
金属床(総入れ歯)
粘膜に接着する部分が金属でできています
厚みが無いため装着時の違和感や、発音や会話への影響が少ない入れ歯です。
熱伝導性があるため食べ物の温度を感じることができ、お食事も楽しむことができます。
メリット
- 保険診療のプラスチック(レジン)より頑丈で、薄く加工できます
- 金属を土台に使うため、頑丈な義歯を作製でき、しっかり噛めます
- 金属から熱が伝わり、患者様が味覚を感じやすくなることで、より食事を楽しめるようになります
デメリット
- 保険が適用できないため自費診療になります
- 金属アレルギーをお持ちの患者様は使用できない可能性があります
- 素材に重みがあるため、金属床を装着した際に違和感を覚える場合があります
義歯(入れ歯)料金表
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金属床(部分入れ歯) ¥330,000(税込)
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ノンクラスプデンチャー(部分入れ歯) ¥220,000(税込)
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金属床(総入れ歯) ¥495,000(税込)
入れ歯のメインテナンスについて

年齢とともに歯茎や顎の骨は痩せていくため、お口の中の状態は常に変化しています。そのため、ぴったり合った入れ歯も徐々に合わなくなることがあります。
合わない入れ歯は、うまく噛めないだけでなく、歯茎を傷つけたり、痛みが出たり、土台となる歯が歯周病になるなどのトラブルを引き起こす可能性があります。インプラント同様、入れ歯を長く快適に使うためには定期的なメインテナンスが大切です。
義歯(入れ歯)のよくある質問
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入れ歯をすると味覚に影響がでると聞いたのですが・・・
- 原因は入れ歯の材料として用いられるレジンです。レジンは水を吸収する性質を持ち、食べ物の味を吸い取ってしまいます。また、入れ歯が大きいと舌を動かすスペースが足りなくなる場合があります。そのせいで食べ物の味覚を感じにくくなり、食事を楽しめなくなる患者様も多いのです。
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自然な見た目の入れ歯はありますか?
- ドイツ製の総入れ歯がおすすめです。見た目や使用時の違和感を最小限に抑えられます。また、自費診療にはなりますが、金属を使わない自然な見た目の入れ歯も利用できます。