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歯磨きで血が出る!出血の原因と正しい対応

歯磨きをしていて歯ぐきから血が出ると、「強く磨きすぎたかな?」と心配になりますよね。

力の入れすぎによる傷(擦過傷)

力の入れすぎで歯ぐきを傷つけてしまう場合、「擦過傷(さっかしょう)」と言われるすり傷ができた状態で、血が出たり歯ぐきの表面が少し白っぽくなったりすることがあります。
歯ブラシの毛先が大きく開いてしまうほど力を入れてしまっていないか確認してみましょう。
お子さんがいらっしゃる方は、仕上げ磨きの際も力を入れずに優しく磨いてあげるのがポイントとなります。

目安は、歯ブラシの毛先がたわまない、ほんの少ししなる程度の力加減です。

多くの場合は「歯肉炎(汚れの残り)」

実は、歯ぐきからの出血は磨きすぎではなく、”歯ぐきの炎症(歯肉炎)”が起こっている状態であることがほとんどです。
炎症が引き起こされる原因は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間に残る汚れ(プラーク)です。

このプラークというのは、常にお口の中にいる細菌の塊で、普段の生活の中で自然と歯に付着していきます。これが歯周ポケットの中に長く残っていると、歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシなどで少し触れただけで血が出やすくなったりします。

出血した時の正しい磨き方とケア

血が出ると、「弱めに磨いておこう」「あまり触らない方がいいのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれらは逆効果で、出血する部分こそしっかりと磨くことが重要です。正しい方法で丁寧に磨くことで、炎症の原因であるプラークが取り除かれ、歯ぐきの状態は落ち着いてきます。

また、歯ブラシだけでは歯周ポケットの汚れは約6割程度しか落ちないと言われています。
より効果的に歯周ポケットの汚れを落とすには、フロスや歯間ブラシの使用がおすすめです。

特に奥歯の間には汚れが溜まりやすいので、これらを習慣的にお使いいただけると理想的です!

歯科医院を受診すべきタイミング

出血が続くと不安になると思いますが、正しい歯磨きを心がければ、1~2週間ほどで改善する
場合がほとんどです。
ただし、以下の場合は一度受診されることをおすすめします。

  • 2週間以上ずっと出血している
  • 歯ぐきが下がったり、歯がぐらぐら揺れている
  • 娠中で歯ぐきからの出血が増えた

歯ぐきからの出血は体の不調のサインでもあります。ストレスや疲れなどからご自身の免疫力が低下することで、歯ぐきが腫れたり、痛みを感じたりすることもよくあることです。
放置せず、優しく丁寧なケアでお口から全身の健康を守りましょう☺︎